REFORM
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耐震補強と内外改装
リフォーム

閑静な住宅街に立派な和風のお庭のある家の1階部分を間仕切の変更と住宅設備(キッチン、洗面台、ユニットバス、トイレ、分電盤)をすべて取替、また玄関サッシ、と南側の主要なサッシを断熱・遮熱性能の高いガラスの雨戸付きサッシに交換、間仕切変更の床面はすべて張替え、さらには駐車スペースの拡大と擁壁の新設と内外に及ぶ大規模リフォーム工事をさせていただきました。

工事前


 

昭和56年以前の建物では補強が必須

木造住宅のリフォーム工事で、柱を取り外すなど躯体を触るような間仕切の変更がある場合は、耐震性の確保ができているかの検討が必須です。本物件でも行政の耐震診断を受けて、耐震強度が1.0あるとのことでしたが、耐震診断のソフトウエアのバージョンが初期の時代のものによる計算でしたので、今のバージョンで計算してしまうと耐震強度が不足してしまっていることが判明しました。木造物件を取り扱ってきた弊社の経験上、古い木造物件での大規模なリフォームを検討する際は、住む人の命を守るためにも、耐震補強をセットでお考えいただくことをお勧めしております。主な工事内容は以下の通りです。

①駐車スペースの拡張,外構工事

②耐震補強

③室内改装(住設備、サッシ、一部外壁、屋内内装、断熱補強)

 

①外構工事
~駐車スペースの拡張~

工事においてまず取り掛かったのが外構工事。駐車スペースは1台分しかなかったこともあり、先行して広げることで敷地内に停められる工事車両が増え、路上駐車することが減り近隣住民の方への負担が減ると考えたからです。ブロックで土留めをしてありましたが、土圧や強度を考えると新しく土留めする部分は鉄筋コンクリート造としました。

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②耐震補強工事

昭和56年以前の建物の耐震強度では今の建築基準法の耐震基準を大きく下回っています。そのため、名古屋市では56年以前の木造建築物で、2階建て以下のものにおいて無料※にて耐震診断を受けることができるようになっています。
(※その他地域においては各自治体により診断料金が異なる可能性がありますので、詳しくはお住いの自治体へお問い合わせください)

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③内装工事

室内内装工事は、一部間仕切の変更を伴うため、柱を抜いた部分には、梁補強を施す必要がありました。南面主要サッシのLOW-E複層ガラスへ取替、キッチン、トイレ、洗面、ユニットバスなど水回りの設備は一新しました。工事前には断熱材などが一切入っていなかったため、新たに敷設し、室内温熱環境が快適になるよう配慮しています。

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