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# 09

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お施主様ご自慢の庭が見える
LDKリフォーム

無垢材のフローリングを使い、庭へ出るためのサッシを庭木がきれいに見えるタイプのシャッター付きサッシに交換します。
床材に近いイメージのキッチン扉パネルがオシャレカフェのような雰囲気で出しています。


①既存のサッシと外壁を取り外して、新しいサッシの寸法に合わせて下地調整をする。

②新しいサッシを取付ける

雨戸付きサッシからシャッター付きサッシへ変更します。掃出し窓では、床面の高さ仕上げに合わせた下地調整が必要なのと水平であることが重要です。

外壁の種別によりますが、外壁の補修が必要になります、今回は455幅の縦張りサイディングでしたので、似たような柄のものを選びます。外部を触ることができる場合は外部に面した部分の土台の状況も確認できるので、シロアリの被害の有無を確認し、防蟻処理剤を塗布します。

 

③防蟻処理剤を塗布する

④サッシ廻りに防水テープ、透湿防水シートを張り、胴縁を取り付ける

予防効果も期待できるために、外装の補修ややり替えなどがあった場合には、防蟻処理剤の塗布をお勧めしております。防蟻処理剤については日本バイオケミカル社の「キシラモントラッド」を使用しております、これは新築の際でも使用しております。作業する部屋以外においても、床下に潜れる状況下であれば、追加で塗布することが可能ですので、隣地でシロアリの被害が確認された時などには点検することで未然に被害を食い止められるかもしれません。

サッシが取り付いたら、サッシ枠廻りに防水テープを張り、透湿防水シートを張ります。この透湿防水シートは雨などの大きさの水分は弾き、気体に近い状態の水分については透過するというシートで同じく空気も通うので、壁体内に入った、又は壁体内で結露した水分が排出できるような仕組みのものになります。特に冬季においては壁体内に入った湿った空気が、部屋の壁の部分の裏側で結露することがありますので、気密性の低い住宅においては注意が必要です。

この壁体内結露は、建物の躯体の耐久度を下げる。つまり、水分を土台や柱が吸い、柔らかくなってしまうとシロアリがかじり易くなり、被害を受けやすくなってしまうので軽視はできません。

昔の家のリフォームにおいてできる対策として、室内の気密性、防湿性を上げることと、土台、室外の

⑤外壁を張りシーリング処理、その他雨樋などを補修する。

外壁下地ができるといよいよサイディングを張ります。この胴縁を下地にした張り方は今でこそスタンダードな工法ですが、使う木材については各社様々です。弊社では、耐久性、耐蝕性に優れた「ヒノキ」の胴縁材を使います。

サイディングを張り窓廻りや、軒天との取り合い部分をシーリング処理して防水し、外部は完成となります。