ブロック塀について改めて考えたい
そのブロック塀、大丈夫ですか?|名古屋市には撤去費用の助成制度があります
街を歩いていると、道路沿いにたくさんのブロック塀があります。
ご自宅にも、
「そういえば、このブロック塀かなり古いな……」
「少し傾いているような気がする」
「ひび割れがあるけど、大丈夫かな?」
そんなブロック塀はありませんか?
普段は何気なく立っているブロック塀ですが、大きな地震が起きたときには、倒壊して人や車などに被害を及ぼす可能性があります。
家の耐震性を考えることも大切ですが、実は家のまわりにあるブロック塀も、地震への備えとして確認しておきたいポイントのひとつです。
ブロック塀は「倒れてから」では遅い
ブロック塀は、地震の揺れによって倒れてしまうことがあります。
特に、
- 高さのあるブロック塀
- 傾いているブロック塀
- ひび割れや破損があるもの
- 古くなっているもの
- 道路に面しているもの
などは、一度安全性を確認しておくと安心です。
もちろん、古いからといって必ず危険というわけではありません。
反対に、見た目には問題がなさそうでも、内部の構造や基礎などによっては注意が必要な場合があります。
「大丈夫だろう」とそのままにするのではなく、気になった時点で専門家に相談してみることが大切です。
名古屋市には「ブロック塀等撤去費助成」があります
「危ないかもしれないけれど、撤去するとなると費用が心配……」
そんな方に知っておいていただきたいのが、**名古屋市の「ブロック塀等撤去費助成」**です。
名古屋市では、地震によるブロック塀等の倒壊被害や、避難時の通行の妨げを防ぐため、一定の条件を満たすブロック塀等の撤去費用の一部を助成しています。
主な対象
名古屋市の制度では、主に
道路に面する高さ1m以上のブロック塀等
が対象となります。
対象となる「ブロック塀等」には、コンクリートブロックだけでなく、レンガや大谷石などの組積造の塀、門柱なども含まれます。
ただし、隣地に面する部分などは対象外となるため、詳しい条件については名古屋市への確認が必要です。
どれくらい助成されるの?
2026年度の名古屋市の制度では、主な木造住宅密集地域以外の場合、
「対象撤去費用の2分の1以内」
かつ
「1mあたり6,000円」
を基準として、上限10万円となっています。
実際の補助金額は、これらの条件のうち低い金額となります。
また、名古屋市内の主な木造住宅密集地域については、別の制度があり、助成率や上限額が異なります。
こちらは、
- 対象撤去費用の4分の3
- 1mあたり9,000円
- 上限15万円
のうち、低い金額が助成されます。
「自分の家は対象地域なのかな?」
という場合も、まずは確認してみるとよいでしょう。
ここは注意!工事を先に始めないでください
助成制度を利用するときに、特に注意したいのがここです。
「補助金が出るから、先に工事を始めてしまおう」
これはNGです。
名古屋市の制度では、**補助金の交付決定を受ける前に工事の契約をしたり、工事に着手したりすると、補助金を受けられなくなる場合があります。
そのため、
「撤去したい」
↓
「助成制度が使えるか確認」
↓
「事前相談・申請」
↓
「交付決定」
↓
「契約・工事」
という順番が大切です。
「とりあえず業者に頼んでしまった」ということにならないよう、助成制度を利用したい場合は、最初に相談しておきましょう。
ブロック塀を撤去した後はどうする?
ブロック塀を撤去したら、そのまま何もなくしてしまう方法もありますが、
「道路からの目隠しがほしい」
「防犯のために塀は残したい」
「庭との境界を分かりやすくしたい」
という場合もありますよね。
その場合は、ブロック塀を撤去した後に、フェンスなどへ変更する方法も考えられます。
ただし、「ブロック塀を撤去すれば何でも補助対象になる」というわけではありません。
名古屋市の助成制度は、基本的に「ブロック塀等の撤去」に対する制度です。
撤去後に新しくフェンスなどを設置する場合の費用については、別途考える必要があります。
「うちのブロック塀は大丈夫?」と思ったら
ブロック塀は、毎日見ていると意外と変化に気づきにくいものです。
でも、
「少し傾いているかも」
「ひびが増えてきた」
「かなり古いけど、一度も点検したことがない」
そんな小さな気づきが、見直すきっかけになります。
地震が起きてからではなく、何も起きていない今のうちに確認しておくこと。
これは、家族の安全だけでなく、道路を通る近所の方や通行人の安全を守ることにもつながります。
久野工務店では、ブロック塀の撤去や、その後の外構についてもご相談いただけます。
「撤去したほうがいいのか分からない」
「名古屋市の助成制度を利用できるのか知りたい」
「撤去した後はフェンスにしたい」
など、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
まずは「このブロック塀、大丈夫かな?」というところからで大丈夫です。
名古屋市の制度について詳しく知りたい方へ
助成制度の対象となる条件や申請方法、対象地域などは変更される場合があります。
最新の情報は、名古屋市公式ウェブサイトをご確認ください。
木造住宅密集地域に該当する場合はこちらです。
